那須高原の小さな亜空間 ギャラリーMABOにようこそ

ファンタジー感溢れる小さなギャラリー。水彩画の製作販売や展示会などのお知らせをしています。ワークショップも開いています。

絵で生計を立てたい方(初心者編) 4 続続編

皆様こんにちは霜月です。


GWも終わり静けさを取り戻した那須高原です。
梅雨に入る前の素敵な自然環境を味わっております。


さて、今回は前回の「鉛筆画」から「水彩画」となります。
ベース色は「アクリル絵の具」を使用し、細かな所は「水性色鉛筆」で
仕上げております。
まずは完成画をご覧になり、次にYoutubeで製作過程を見て下さい。


     

どうでしょうか? 「鉛筆画」とはまた違った作風で良い感じでは?


    
    カタクリの花水彩画 参考映像


今回で「トレース技法」のお話は終わりです。
初心者の皆様は、もう何枚か「トレース画」を描いたでしょうか?
必ず数枚描いて完成画の充実感を味わって下さいね。


絵を描く楽しさを味わったと理解してお話を進めていきます。
次回からは、いよいよフリーハンドのデッサン編になります。
ちょっとした決まり事と言うのもありますので
この際あなたのスキルUPに役立てましょう。
矛盾している様に思えるかも知れませんが
基本、絵はどの様に描いても良いのです。なんの決まりも
本当は御座いません。
しかし、基本の技術を会得しているとしていないのでは
絵の完成度が違ってくると私は思います。
しっかりとした技術を身に着けたうえで、あなた独自の作風を
作り上げればOKな訳です。


それじゃ またね~ (@^^)/~~~

絵で生計を立てたい方(初心者編) 4 続編

皆様 こんにちは霜月です。
今朝方は大変寒かったです。
突然 薪ストーブを焚いてしまいました。
天気予報では明日も寒いそうですので
薪ストーブの出番なのかも。


さて前回の「トレース技法」の続きです。
2枚の違ったトレース方法で描いた下絵を
「鉛筆画」と「水彩画」で描きます。
今回は「鉛筆画」です。トレースした下絵でも
このくらいの絵にはなります。
皆さんコツコツと焦らず楽しみながら絵を描い下さい。


      


動画の製作過程をご覧下さい。


    
カタクリの花 参考映像


初心者のお方に、ここで絵を描く極意をお教えしましょう。
これは私の経験が元です。今から書く事以外にも方法はあるでしょうが
今から言うこの方法は意外と真実かも?
その極意は被写体を穴のあくほど観察する」です。なんだよ それだけ?
そうそれだけです。でも意外とちょっと見ただけで絵を描いていませんか?
描こうとする絵を1時間も2時間も見た事ありますか?
私は1、2時間は見て描きます。見ている内に細かな所とか同色でも色の違い
など見えてきて、眼を閉じてもいろいろと思い出せる様になります。
絵を描く事が100だとすると、絵を見ている時間は80くらいの割合と言っても
過言ではありません。
とにかく見る観る視るです。


次回は「水彩画」編になります。
それじゃ またね (@^^)/~~~

絵で生計を立てたい方(初心者編) 4

みなさん こんにちは霜月です。
夏日が全国的に続いている様ですが、ちょっと暑いかな?
と思える那須高原です。
今日はGWの最終日 観光地の那須は人がいっぱい遊びに
来ています。


さて、このシリーズで前回にデッサンで挫折しない様に
まずは「トレース技法」で気軽に絵を描いて仕上げてみては?
と提案させて頂きました。
今回、その「トレース技法」で下絵を描いてみようと思います。
2枚同じ絵を描きます。一つは「カーボン紙」を使って描いた物。
そしてもう一つは、コピーした絵の裏側を鉛筆で黒く塗りつぶして
トレースした絵。


ちょっと見ずらいのですが、右がカーボン紙を使った下絵。
左が裏側を鉛筆で塗りつぶしてトレースした絵。
カーボン紙を使ったトレースの仕方は簡単ですよね。説明抜きにします。
カーボン紙の替わりに裏側を鉛筆で塗りつぶしてトレースする動画をUPしました。


   
   トレース技法


下絵はこのくらいでOKです。
後は楽しいお絵描きになります。どの様な方法を使って描いても
問題ありません。絵はこう描くべきなんて決まりは無いですからね。
色付けは筆でも指でも何でも描けますし、色だってどんな色でもOKですよ。
人の見た目など気にせずに、初心者の今だからこそ自由に描いて欲しいです。


同じ構図の2枚の下絵を使って2種類の絵を描きたいと思います。
一つ目は「鉛筆画」そしてもう一つは「水彩画」です。
次回はその動画をUPしますね。
じっくり焦らず絵を描く事が楽しく嬉しい事を基本に考えて
それから基本的なデッサン編に移っていきますので
とりあえず「トレース技法」を使った絵を何枚か完成させて下さいね。
それじゃ またね~。

超初心者の為の水彩画用画材選び vol 8(続編)


こんにちは霜月です。
サクラの季節も終わり 今度はツツジの時期となりました。
確実に季節は過ぎていきます。


さて、前回は「書道用の毛筆もかなり使い勝手が良いですよ」と言う
内容でしたが、もう毛筆をお使いの皆さん、下の絵の様になっていませんか?
使用後は必ず筆先を綺麗に洗っていたのに…。
従来ならば(新品の時)赤線の様になっていたはずですよね。


新品同様とはいきませんが、それに近い感じに戻す事が出来ますよ。
たぶん お高い筆をご使用と思いますので、従来の性能を取り戻さなければ
もったいない。



元の様に戻す方法は下記の通りです。
① まず ぬるま湯に筆(筆元まで)に浸けておく。(温度にもよりますが10分位)
② プライヤーで筆元を挟んで固まっている墨を砕く(優しくやって下さい)
③ 水で筆を洗って まだ 膨らんでいる様ならば① ②の手順を繰り返す。
④ 最後に墨が出なくなるまで良く(優しく)洗う。
⑤ 筆をぶら下げて乾燥
以上です。


ちゃんとした洗浄をすれば長~くお使いになれますので
これからも愛用して下さいね。


それでは、また(@^^)/~~~。

超初心者の為の水彩画用画材選び vol 8

皆さん こんにちは霜月です。
昨日 4月というのに蚊に刺されました。「えっ! マジ!」って感じ。


今回は以外と使える書道用の毛筆について。
私はあまり多く絵は描きませんが、その中でも超レアの点数ですが
水墨画(極めて水彩画に近い感じ)を描いています。
初心者のお方は広い面積(塗る場所が入り組んでいる所)を絵の具で塗ると
途中で筆の絵の具が無くなってしまう事はありませんか?
薄い色を塗るのなら大丈夫ですが、濃い色を塗る時は困ってしまう時が
あると思います。
その点 書道用の毛筆は液体の含みも大変良く結構と重宝します。



私はこの手の毛筆はいろいろな種類を20本くらい持っています。
使い慣れるとなかなかいけますよ。4~5本持っていても損は無いと思います。
それではまたね(@^^)/~~~