那須高原の小さな亜空間 ギャラリーMABOにようこそ

ファンタジー感溢れる小さなギャラリー。作品の製作販売や展示会などのお知らせをしています。ワークショップも開いています。

超初心者の為の水彩画用画材選び vol 8(続編)


こんにちは霜月です。
サクラの季節も終わり 今度はツツジの時期となりました。
確実に季節は過ぎていきます。


さて、前回は「書道用の毛筆もかなり使い勝手が良いですよ」と言う
内容でしたが、もう毛筆をお使いの皆さん、下の絵の様になっていませんか?
使用後は必ず筆先を綺麗に洗っていたのに…。
従来ならば(新品の時)赤線の様になっていたはずですよね。


新品同様とはいきませんが、それに近い感じに戻す事が出来ますよ。
たぶん お高い筆をご使用と思いますので、従来の性能を取り戻さなければ
もったいない。



元の様に戻す方法は下記の通りです。
① まず ぬるま湯に筆(筆元まで)に浸けておく。(温度にもよりますが10分位)
② プライヤーで筆元を挟んで固まっている墨を砕く(優しくやって下さい)
③ 水で筆を洗って まだ 膨らんでいる様ならば① ②の手順を繰り返す。
④ 最後に墨が出なくなるまで良く(優しく)洗う。
⑤ 筆をぶら下げて乾燥
以上です。


ちゃんとした洗浄をすれば長~くお使いになれますので
これからも愛用して下さいね。


それでは、また(@^^)/~~~。

超初心者の為の水彩画用画材選び vol 8

皆さん こんにちは霜月です。
昨日 4月というのに蚊に刺されました。「えっ! マジ!」って感じ。


今回は以外と使える書道用の毛筆について。
私はあまり多く絵は描きませんが、その中でも超レアの点数ですが
水墨画(極めて水彩画に近い感じ)を描いています。
初心者のお方は広い面積(塗る場所が入り組んでいる所)を絵の具で塗ると
途中で筆の絵の具が無くなってしまう事はありませんか?
薄い色を塗るのなら大丈夫ですが、濃い色を塗る時は困ってしまう時が
あると思います。
その点 書道用の毛筆は液体の含みも大変良く結構と重宝します。



私はこの手の毛筆はいろいろな種類を20本くらい持っています。
使い慣れるとなかなかいけますよ。4~5本持っていても損は無いと思います。
それではまたね(@^^)/~~~

絵で生計を立てたい方(初心者編) 3

皆様 こんにちは、霜月です。
少しづつ新芽が芽吹いてきて、だいぶ春めいてきた那須高原です。


この「絵で生計を立てたい方(初心者編) 」は
美大や絵の専門学校、または絵画教室等に通っている人は
読むに値しないかも知れません。
それに授業などとは真逆の事も書くかも知れません。
しかし、私の経験上の事なので読む方の自己責任でお読み下さい。
さて、前回はデッサンの方法までいかなくて
描く上での気持ちの問題について書きました。
今回からデッサンについて書いていこうと思います。


デッサンの前に描く楽しさを知って頂く為 ある描き方を試して
頂きたいと思っています。
前回にも書きましたが、挫折する一番の原因は「もうダメ」と
思ってしまう事。これは良くない。失敗しても最後まで仕上げる事。
そうすればダメな所が分かってきます。次回はそこに気を付けてまた描く。
それの繰り返しが上達の早道。
そこで「私ってまあまあ描けるじゃん!」と思える描き方があります。
それは「トレース技法」と言います。
技法はYouTubeやGoogleで検索して頂けると分かり易く説明してくれます。
とある方は「トレース技法」など邪道だ言われておりますが
私は、初心者ならば絵の取っ掛かりには最適な技法と考えております。
この方法ですとデッサン力は付きません。しかし、絵を完成する喜びは
得られるのではないでしょうか?
まず飽きない事、絵を描くのを楽しいと思える事が、最初は大切と思っています。
その後でデッサンの基本を身に付ければいいのではないでしょうか。


簡単に「トレース技法」を説明しますと、カーボン紙(複写用紙)を
描きたい写真をコピーしてカーボン紙で用紙に移す、まあ子供の時に
塗り絵をした(もっと細かいですが…)感じと思って下さい。
これ以外のトレースの仕方などありますが、検索して確かめて下さいね。


一度Youtubeでトレース技法をつかった動画をUPしたいと考えています。
ちょっと時間がかかると思いますが(自分自身が製作している絵とかオーダーとか)
御座いますので近日中はちょっと無理。


それではまた記事をUPしますので宜しくお願いします。(@^^)/~~~

絵で生計を立てたい方(初心者編) 2

みなさんこんにちは霜月です。
サクラ なかなか咲きませんね。けれどだいぶ暖かくなってきましたので
そろそろでしょう。


今回は二回目のお話になります。
違うカデゴリーにも書きましたが、絵を描くのはデッサンが大事です。
デッサンの良し悪しで完成が決まってしまうと言っても過言では無いと思います。
もし違う意見が有りましたら、それはそれで個々の考えの違いですから
その意見も私は尊重致します。
前回は、どの分野の絵が一般受けするのか? と言う事だったのですが
今回は初心者ってどう言う段階の人?か分かりませんよね。
簡単に言えば、絵は好きなんだけれど一歩踏み出せない状態のお方を
想定しております。


そして、デッサンの話に戻りますが、何を描くか。
答えは簡単。静物画を描いて下さい、例えばリンゴとかお皿とか
とにかく身近にある物が宜しいかと思います。
自分の好きな物を描けばいいと言う事です。難しい物とか絵にすると素晴らしい絵に
なるけれど好きでない物を描く必要は全くありません

絵を描くのが楽しいと思ってもらえれば1段階目のミッションクリアです。
その為にも、とにかく絵を完成して下さい。諦めてしまう一番の原因は
思った様に描けないで止めてしまう事
上手く描けないのは当たり前じゃないですか。もし上手く描けたら天才ですよ。
それよりも「何故ここが上手く描けなかったのか」を確認する為です。
「それじゃ次回は、こうすれば上手くいくかも? 」と思いつくのが肝心な事です。


闇雲にデッサンするのは非効率的です。
次回は法則とか、この様に描けば失敗が無い方法を書きます。
ゆっくり慌てずに私と絵を描いていきましょう。

絵で生計を立てたい方(初心者編)

皆さんこんにちは、霜月です。


那須高原は雪ですよ 雪。寒いですね。
そんな中、ワークショップにご予約して頂き大変有難いです。


水彩 超初心者の為の道具選び編も好評を頂いておりますが
今回新しいカデゴリーを設けます。「絵で生計を立てたい方」です。
つたない私の経験から少しでもお役にたてればと思いますので
参考にして下さいね。


長々と前置きを書いてしまいました。
これからが本題。
ブログやSNSなど立ち上げてみたが、さっぱり読者が増えない。
HPも何処のザーバーにしたらよいか分からない。等々お悩みのお方が
大半と思います。そんな手探りの状態を打破する為にも
文字だけの記事ですが読んで下さい。


まず始めは、絵のジャンルを決めないといけません。
自分好きな分野だけ描いて生計を立てられれば一番良いのですが
世の中、そう上手くいきません。作家活動で陥りがちな問題は
絵画と言う広いジャンルなのに特定の分野、それもあまり人気の無い
分野に進んでしまいがち。分かります分かります。
かつて私もそうだったです。私の好きな分野は(スチームパンク風)の絵でした。
これは絵好きの方は、ほとんどいません。(アニメ好きのお方は人気があるかも)
それではダメですよね。
そこでどの分野が良いのか!  これからは私の経験を元にした私見ですので
あくまでも参考程度にお考え下さい。
①風景画 ②動物画 ③静物画 ④美人画等々。
この4分野で絵を描いてみると宜しいかなと思います。
同じ風景画でも作風はいろいろとありますので個々人で探して下さいね。


次回はもっと掘り下げてお話したいと思います。